年が明けてはや2ヶ月、小さい頃に比べて年月がすぎるのは早くなったと感じます。
さて、2月分の配当金をまとめていきましょう。
2月の実績は267.65ドル
2月は267.65ドルの配当金をいただけました。日本円にすると34,716円です。
ここから外国税額を控除して残りが31,252円、国内税を控除した残りは24,903円です。
前年同月は149.45ドルだったので、120ドル近く増加したことになります。ちょっとしたお小遣いレベルですね。
2月の銘柄
2月は以下の銘柄から配当金をいただけました。
- JPモルガン・チェース
- AT&T
- ベライゾンコミュニケーションズ
- アップル
- プロクター・アンド・ギャンブル
- グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(QYLD)
- JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF(JEPI)
JEPIはJPモルガンが運用しているファンドで、米国の大型株から配当を受け取りつつ、オプションプレミアムで利益を獲得するファンドです。
利回りが非常に高く、毎月配当が出ますが、オプション取引を用いるためにリスクは高めです。これをポートフォリオの主力に置くことは避けたほうがいいでしょう。
JEPIは2020年5月に設定されたばかりの銘柄なので、まだ精度の高いリターンが算出されていません。
高配当なのは魅力的ですが、保有する際はリスクを考慮しましょう。
万一に備えるということ
職場に保険営業の方が訪れ、いろんな保険商品の勧誘を行ってくるようになりました。
そんな中、もうすぐ定年を控えた人(Aさんとします)から、高額な一括払いの外貨建て保険について悩んでいる旨私のもとにも相談がありました。
ジョンさん、保険のレディからこんな商品勧められてるんですよ。
現金だけだと不安だし、やっぱこういうので備えたほうがいいんですかね?
商品を確認してみると、一括で数百万振込み、数年後に定期的にでいくらか戻ってくるタイプのものでした。よく見る外貨建貯蓄型保険の一括払い型のものですね。
営業員からもらった説明書は、一応有資格者の私でさえ内容を理解するのに時間がかかるくらいには複雑な作りでしたが、よく読み解いてみると全然お得には見えませんでした。
外貨建ての貯蓄保険ですか。確かに数年後から定期的にお金が振り込まれてくるみたいですけど、この計算だと投資資金全額は戻ってこなくないですか?
私もこういうのにあまり詳しくないですからね。
専門の人が言うんだから大丈夫と思いたいのですけど、そうじゃないんですか?
計算結果を別に書いた通り、大して得になりませんよコレ。
むしろ、長期間資金拘束されるからその分面倒です。
保険としての機能も中途半端ですしね。
保険は保険、貯蓄は貯蓄、投資は投資、混ぜるな危険というのは私が今まで学んできた原則の一つです。
ここでは最終的な決定はAさん自身が下すという前提のもとで、退職金を得た後の比較的無難な方法をいくつか助言しました。
年金のようにお金を受け取る方式と言うならば、私がやっている配当金投資は有力な一つの方法です。
万が一に備えるということ、これは非常に大切なことですが、多くの人は誰かに言われるがままに判断して、その結果正しくない備え方をしてしまうものです。
たしかに面倒かもしれませんが、しっかり自分でも勉強して自分の判断で物事を決めるというのは保険にかかわらず重要な考え方です。
しっかり勉強して、有効かつ自分にとって納得のできる方法を見つけるようにしましょう。
今回の所はこの辺で。
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