市場に勢いがなくなり、若干の低迷を見せたかと思えば盛り返しと、株式はよくわからない値動きを見せています。
とはいえ、配当金はこんな中でも安定した供給が続いております。
この記事では、2023年10月の配当金実績を書いていきます。
10月の配当金は430.68ドル
10月は430.68ドル、日本円にして63,881円でした。
ここから外国税額を控除して57,193円、国内税を控除したら45,574円が残ります。
去年同月の実績が247.6ドルでしたので、大幅に増えたことがわかります。
詳しい分析は次の項で書きます。
10月の配当金銘柄
10月分の配当金は以下の銘柄からいただきました。
- コカ・コーラ
- エイリスキャピタル
- メルク
- アルトリア・グループ
- 台湾セミコンダクター
- バンガード米国増配株式ETF(VIG)
- バンガード米国トータル債券市場ETF(BND)
- JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF(JEPI)
大幅に増えた要因としては、先月入ると思っていたVIGが遅れて入ってきたことと、去年は持っていなかったBNDとJEPIを購入していること、銘柄によっては保有数が増えていることがあると思います。
一方、QYLDは8月に2回入金があったためか、10月には入金がありませんでした。
新NISAに向けた投資戦略を考える
来年からは新たなNISA制度が開始されます。
今までの制度に比べて投資期間や投資額が大幅に増やされ、非常に使いやすい制度になることが期待されています。
その一方、金融所得に対する増税などが検討されていることもあるので、新NISA制度の活用により、非課税枠の恩恵を最大限に受けないと、思ったよりもリターンが得られなくなってしまうことを危惧しています。
というわけで、私は新NISAの運用を高配当連続増配株をメインに組み込むことを考えています。
NISA枠で買った銘柄から入った配当金は原則非課税になります。現在の配当金にかかる税金は20.315%であり、仮に100万円の配当金があった場合、20,315円は税金で取られてしまうところが非課税になると考えると、非常にそのインパクトは大きいものと思っています。
ただし、配当金の受け取り方によっては課税対象のままになってしまうため、注意が必要です。
今のうちから運用計画をしっかり考えておいて、制度開始時からうまく乗れるようにしていきたいところです。
今回の所はこの辺で。
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