6月のマーケットは米国の利下げ期待やAIブームの再燃、貿易摩擦緩和の兆しなどが入り混じり、なかなか刺激的な月でした。
そんな中でも、淡々と積み上がる配当金はやはり心強い存在です。値動きに一喜一憂しがちな相場環境だからこそ、インカムゲインのありがたみを改めて感じています。
2025年6月の配当金実績
6月の配当金は以下のとおりでした。
項目 | 金額 |
---|---|
ドル建て受取額 | $671.10 |
日本円換算(概算) | ¥96,464 |
外国税控除後 | ¥86,823 |
国内税控除後(最終受取額) | ¥71,465 |
同月の過去実績は以下のとおりです。
暦年 | 配当金 | 前年比 |
2025年 | 671.10ドル | +207.17 |
2024年 | 463.93ドル | -159.32 |
2023年 | 623.25ドル | +55.86 |
2022年 | 567.39ドル | +185.6 |
2021年 | 381.79ドル | – |
前年同月を大きく上回る結果となり、着実なインカムの成長を実感しています。

8月のイベントに向けた資金として、現時点で約7万円のストックとなりました。
残りひと月でどこまで増えるかは楽しみですね。
ここに加えて、日本株からの配当金が94,028円、税引き後で79,989円入ってきています。
合算すると総収入は190,492円、税引き後の手取りでも151,454円になりました。
6月に配当金を受け取った銘柄
6月に配当金をもたらしてくれたのは、以下の銘柄たちです。
- VISA
- ジョンソンエンドジョンソン
- マイクロソフト
- エクソンモービル
- ハンティントン・インガルス・インダストリーズ
- ロッキードマーティン
- スリーエム
- SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF (SPYD)
- バンガード米国高配当株式ETF (VYM)
- バンガード米国トータル債券市場ETF (BND)
- JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF (JEPI)
連続増配銘柄を中心に、JEPIやSPYDといったETFも組み合わせることで、分散されたインカムポートフォリオを形成しています。
高配当株投資とこの先の市場展望
2025年6月の米国市場は、FRBの利下げ観測や米中関税問題の緩和、AIブームの再燃といったポジティブな材料が重なり、株価は高値圏で推移しました。日本市場も日経平均が約33年ぶりの高値をつけるなど、投資家心理はおおむね良好でした。
とはいえ、景気減速のシグナルや貿易摩擦の再燃リスク、中東情勢など不透明感は依然として残ります。そうした中で、高配当株投資の強みは一層際立ちます。
特に私のように連続増配銘柄や減配耐性のある銘柄を中心に据えたポートフォリオであれば、以下のようなメリットを享受できます。
- 値動きに左右されないインカムの安定性
- 配当再投資による長期的な複利効果
- 景気後退局面での下値抵抗力
加えて、JEPIやSPYDのようなETFは個別株だけでは難しい広範な分散と、オプションプレミアムなどを活用した高水準のインカムを手軽に得られる点が魅力です。
この先の3か月間は、利下げ期待が実現するのか、景気指標がどのような方向性を示すのかが市場のカギを握ります。どちらのシナリオに転んでも、インカム収入が資産形成の土台であることに変わりはありません。焦らず淡々と積み上げていきたいところです。
今回のところはこの辺で。
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