衆議院選挙に大統領選挙と、市場環境にも大きく変化を見せそうなイベントが盛りだくさんな昨今、株価の方は乱高下の様子を見せているようです。
株価が不安定になると手放すことを考えてしまいそうにもなりますが、そこはグッとこらえて様子見といきましょう。
一方、配当金は相変わらずの供給力を発揮してくれています。
この記事では、2024年10月の配当金実績を書いていきます。
10月の配当金は557.47ドル
10月は557.47ドル、日本円にして81,091円でした。
ここから外国税額を控除して72,641円、国内税を控除したら57,883円が残ります。
同月の過去実績は下表のとおりです。
暦年 | 配当金 | 前年比 |
2024年 | 557.47ドル | +126.79 |
2023年 | 430.68ドル | +183.08 |
2022年 | 247.60ドル | +38.05 |
2021年 | 209.55ドル | - |
清々しい増え方をしてくれています。
詳しい分析は次の項で書きます。
10月の配当金銘柄
10月分の配当金は以下の銘柄からいただきました。
- コカ・コーラ
- エイリスキャピタル
- メルク
- アルトリア・グループ
- 台湾セミコンダクター
- バンガード米国増配株式ETF(VIG)
- バンガード米国トータル債券市場ETF(BND)
- グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(QYLD)
- JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF(JEPI)
増加の要因となったのは、VIGの買い増しと、それぞれの銘柄の増配によるところが大きそうです。
なお、ARCCは配当金に対する米国での税制が変わったようで、その分の還付金が何度か振り込まれてきました。
荒れる中でも針路保持
国内では石破政権の誕生から衆議院解散総選挙、米国でも大統領選挙と、市場に影響を与えるイベントが数多くありました。
結果として、衆議院選挙では自民党が議席を大きく減らすこととなり、米国ではトランプ大統領が再任となり、株価は上向きの流れとなったように見えます。
株式市場は、このように先行き不透明となって大きな値動きをすることが度々あります。
そんな中でも大切なのは、自分の投資方針を思い返し、今の状態が自分の方針に対してどうなっているかを冷静に見極めることだと思います。
インデックスで長期投資を目的にしているのに、目先の値動きで思わず売ってしまったり、高配当株投資で買っている銘柄が値下がりして手ごろな値段になっているのに買い増しを躊躇してしまったりと、方針に反することというのをついついやってしまいがちです。
慣れないうちは確かにそういうこともやってしまいがちではありますが、そこは投資額の少ないうちに経験を積んで、とにかく慣れるしかないでしょう。
投資は自己責任という大前提は当然ありますが、自分の投資方針をしっかりと決め、それになぞらえた投資を続けていくことでこそ、その成果に結びつくというものです。
今回の所はこの辺で。
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