2026年6月は、株式市場全体としてはAI・半導体関連の強さが引き続き意識される一方で、金利や為替、地政学リスクにも目が向きやすい月となりました。
米国ではハイテク株を中心に相場が動き、日本市場でも半導体関連株の上昇が目立つ場面がありました。その一方で、日本では日銀が政策金利を引き上げ、金融政策の正常化がさらに一歩進む形となっています。
また、中東情勢を背景とした原油価格や為替の動きもあり、株価だけを見ていると強さが目立つ一方で、市場環境としては決して一方向に楽観できるだけの月ではなかったように思います。
こうした中でも、毎月の配当金を確認していくと、相場の上下とは少し違った視点で投資の積み上がりを実感できます。今回も、2026年6月に受け取った配当金の実績を整理していきます。
2026年6月の配当金実績
2026年6月の配当金実績は、以下のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 配当金収入総額(ドル建て) | 787.65ドル |
| 配当金収入総額(円換算) | 126,166円 |
| 外国源泉徴収後の残り(円換算) | 113,563円 |
| 国内税額控除後の残り(円換算) | 94,521円 |
6月は、2026年に入ってからの月別実績の中でも比較的大きな金額となりました。
3月ほどではないものの、6月は四半期末に配当が入る銘柄も多く、月ごとの配当金実績としては見栄えのする月になりやすい印象があります。今回はドル建てで787.65ドルとなり、円換算でも税引前で12万円を超える水準となりました。
過去の6月実績と比較すると、以下のようになります。
| 暦年 | 配当金 | 前年比 |
| 2026年 | 787.65ドル | +116.55 |
| 2025年 | 671.10ドル | +207.17 |
| 2024年 | 463.93ドル | -159.32 |
| 2023年 | 623.25ドル | +55.86 |
| 2022年 | 567.39ドル | +185.6 |
| 2021年 | 381.79ドル | – |
前年同月の2025年6月は671.10ドルだったため、2026年6月は前年比で116.55ドルの増加となりました。増加率で見ると、約17.4%の増加です。
2024年6月に一度金額が落ち込んだ後、2025年、2026年と再び増加している形になっています。月ごとの配当金は、銘柄の入金タイミングや為替、保有口数の変化によってある程度上下しますが、6月単月で見ると過去同月の中では最も大きい金額となりました。

2024年も減配などがあったわけではなく、一部の銘柄の入金が7月にずれ込んだことによる減少なので、特に大きな問題ではありません。
毎月きれいな右肩上がりになるわけではありませんが、数年単位で比較すると、少しずつ受け取れる配当金が増えてきていることが確認できます。
2026年6月の配当金銘柄
2026年6月に配当金を受け取った銘柄は、以下のとおりです。
- VISA
- ジョンソンエンドジョンソン
- マイクロソフト
- エクソンモービル
- ハンティントン・インガルス・インダストリーズ
- ロッキードマーティン
- スリーエム
- SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF (SPYD)
- バンガード米国高配当株式ETF (VYM)
- バンガード米国トータル債券市場ETF (BND)
- グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(QYLD)
- JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF (JEPI)
6月は、個別株・高配当ETF・債券ETFから幅広く配当金を受け取る月となりました。
特に、VYMやSPYDといった高配当ETFからの入金がある月なので、配当金実績全体としてもまとまった金額になりやすい印象があります。個別株についても、生活必需品、エネルギー、防衛、ヘルスケア、IT関連など、業種としては比較的分散された形になりました。
また、BNDのような債券ETFや、JEPI・QYLDのような毎月分配型のETFからも配当金が入っているため、四半期配当銘柄だけに依存しない形で、毎月の配当金をある程度平準化する役割も果たしてくれています。
もちろん、毎月分配型ETFについては分配金利回りの高さだけで判断するのではなく、基準価額の推移や仕組みも踏まえて見る必要があります。ただ、月ごとの配当金実績を積み上げていくうえでは、入金頻度の高さが心理的な支えになる面もあると感じています。
配当金の積み上がりを実感できた6月
2026年6月は、株式市場全体としては強さも見られた一方で、金利や為替、地政学リスクなども意識される月でした。
相場が上がっているときは資産評価額の増加に目が向きやすくなりますが、配当金という形で実際に入金があると、それとはまた違った意味で投資を続けている実感が得られます。
今回の6月実績は、ドル建てで787.65ドルとなり、過去の6月実績と比べても最も大きい金額となりました。毎月同じように増えていくわけではありませんが、数年前と比較すると、受け取れる配当金の水準は少しずつ上がってきています。
高配当株投資は、短期間で大きな利益を狙う投資手法とは少し性質が異なります。株価の変動を避けることはできませんし、配当金も将来にわたって必ず維持されるものではありません。
それでも、毎月の入金を確認しながら投資を続けていくと、「資産を持っていることによる収入」が少しずつ形になっていく感覚があります。この積み上がりを確認できることが、高配当株投資の大きな魅力の一つだと感じています。
今後も、特定の銘柄や利回りだけに偏りすぎないように注意しながら、無理のない範囲で配当金収入を積み上げていきたいと思います。
今回のところはこの辺で。


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