2026年3月は、引き続き金利動向と政策の行方が意識される1か月でした。
米国では利下げのタイミングを巡る見方が交錯し、日本でも金融政策の方向性が引き続き注目されています。
また、地政学的な緊張も完全に落ち着いたとは言えず、
市場全体としては「様子を見ながら動く」ような空気感が続いている印象です。
こうした環境の中で、値動きだけに依存しない「配当」という収入の意味を、改めて考えさせられる月でもありました。
2026年3月の配当金実績
まずは今月の結果からです。
- 配当金:724.22ドル
- 日本円換算:114,194円
- 外国税控除後:102,788円
- 国内税控除後:81,907円

3の倍数の月は多くの銘柄から配当が出る分、金額も多めです。
過去同月の実績は以下のとおりです。
| 暦年 | 配当金 | 前年比 |
| 2026年 | 724.22ドル | +59.79 |
| 2025年 | 664.43ドル | +48.38 |
| 2024年 | 616.05ドル | -84.56 |
| 2023年 | 700.61ドル | +133.9 |
| 2022年 | 566.71ドル | – |
前年同月と比較すると、約60ドルの増加となりました。
今回の増加要因としては、
- 各銘柄の増配の積み重ね
- 高配当ETF(VYM・SPYDなど)の分配金増加
- QYLDやJEPIといったインカム系ETFの寄与
このあたりがバランスよく効いている印象です。
特に今月は、
ディフェンシブ寄り(JNJ、MMM)とエネルギー(XOM)、さらにインカムETF群が揃っているため、

MMMは一度大幅な減配をしてしまいましたが、
その後少しずつながら復配が進んでいます。
「配当ポートフォリオとしての安定感」がよく表れた月とも言えそうです。
また、2023年を一度下回っていた流れから、再び上回ってきている点も、
長期的な積み上げとしては一つの節目になっています。
3月の配当金銘柄
2026年3月に配当金を出してくれた銘柄は以下の通りです。
- VISA(V)
- ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
- マイクロソフト(MSFT)
- エクソンモービル(XOM)
- ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII)
- ロッキード・マーティン(LMT)
- スリーエム(MMM)
- SPDR ポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)
- バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
- バンガード 米国トータル債券市場ETF(BND)
- グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(QYLD)
- JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF(JEPI)
保有している銘柄は過去と変わっていません。
NISA枠でのVYM買い増しが進められている程度です。
不安定なときの安心材料
今月の配当を見て感じるのは、
「環境が読みにくいときほど、配当のありがたみが増す」ということです。
金利や政策の方向性がはっきりしない局面では、
どうしても株価の上下に意識が引っ張られがちになります。
その中で、
- 定期的に入ってくるキャッシュフロー
- 相場に関係なく積み上がっていく実績
この2つがあることで、投資全体の軸がぶれにくくなるのは大きなメリットだと感じます。
もちろん、高配当株も金利や景気の影響を受ける以上、万能ではありません。
ただ、「値上がり益だけに依存しない」という選択肢を持っておくことは、
こうした環境では一層意味を持つのではないでしょうか。
引き続き、焦らず、
配当という形での積み上げを意識しながら運用を続けていきます。
今回のところはこの辺で。


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